2009年06月21日

『宇宙刑事シャイダー』(うちゅうけいじシャイダー)は

『宇宙刑事シャイダー』(うちゅうけいじシャイダー)は、1984年(昭和59年)3月2日から1985年(昭和60年)3月8日まで、テレビ朝日系列で毎週金曜日19:30 - 20:00に全49話が放送された、東映製作の特撮テレビ番組、およびそれに登場したヒーローの名前。
本作は『宇宙刑事ギャバン』に始まる『宇宙刑事シリーズ』三部作の第3弾であり、現在では『メタルヒーローシリーズ』の第3弾とされる。

企画段階での名称案は「ジェンサー[1]」、「シャーロン[1]」などがあった他、初期には主人公・沢村大が塾の講師をしているという設定[1]も存在していた。正式に採用されたシャイダーの名前の由来は映画『ジョーズ』などに出演した俳優ロイ・シャイダーから[2]。
テニス
セキュリティ
花火
仏教絵画
東北地方
壁画
日用品
セパタクロー
印刷
水球
アスペルガー症候群
学習塾
ベリーダンス
北陸地方
水彩画
恐竜
水墨画
両生類
ジオキャッシング
アニマルセラピー


過去の2作品は主演にJACのアクション俳優を起用していたが、『宇宙刑事シャイダー』では前二作と変化をつけるべくパートナーの女宇宙刑事をJACから抜擢することになった。主演のシャイダー=沢村大には円谷プロダクション芸能部からの売り込みで主演オーディションに参加していた円谷浩が、メインライターの上原正三が強く推薦したこともあって選ばれた。円谷プロで脚本家デビューを果たした上原にとって、円谷プロの社長をも務めていた円谷一は恩人でもあり、息子の浩を主演へと推薦することで円谷一の恩に報いたかったのが、最大の推薦理由でもあったという。ちなみに本作でも特撮監督を務めていた矢島信男は、松竹の社員時代における円谷英二や、『ミラーマン』などにおける円谷一、そして本作における円谷浩との出会いを指して、「親子三代に渡る不思議な縁ですね」と当時の感想を述べていた。

円谷浩を主役に推薦したことも手伝って、上原は東映のスタッフに対し『宇宙刑事シャイダー』における全話の脚本を、一人で執筆してみせることすら約束した。そして上原は、同時期に開始された『星雲仮面マシンマン』や『ビデオ戦士レザリオン』の脚本も兼ねながら、本作における全49話を一人で執筆し続けることで、東映と円谷への恩返しをも同時に果たしている。アクション俳優ではないことを逆手に取って「訓練学校を卒業したばかりの、未熟な戦士の成長物語」を課せられた円谷浩も、一年間に渡る過酷な撮影生活を全うすることで、俳優として更なる成長を遂げた。

パイロット監督は前作までの小林義明に代わって吉川進プロデューサーの意向により澤井信一郎が登板している。小林と同じく東映の社員監督であった澤井だがこれまで特撮番組に携わった事がなかったため、最初は依頼を固辞した。しかし、前作『宇宙刑事シャリバン』の完成度の高さに感心し、参加を決意したという。「不気味」ではなく「不思議」な世界観作りに拘った澤井監督の意向は、不思議ソングや神官ポーといったイメージやキャラクターにも強く反映され、宇宙刑事シリーズにまた違った新風を吹き込んだ。

同時期の星雲仮面マシンマン終了後は日笠淳がプロデューサー補として参加。

ナレーターは『シャイダー』開始と時同じくして終了した『科学戦隊ダイナマン』まで『スーパー戦隊シリーズ』のナレーションを連続して務めた大平透を起用。クールな語り口の政宗一成から重厚ながらユーモラスな一面も併せ持つ語り口の大平に替わったことで、低年齢層にも親しみやすい作風となった。

2009年06月04日

伝統的教会における歴史的異端

異なる教説の間の対立は、すでに初代教会にはじまったとする見解がある。使徒行伝にある「やもめの食事の配分のこと」に関するエルサレム教会でのヘブライストとヘレニストの対立の記事は、そのような教義上の対立の痕跡を留めているとの解釈がある。またパウロ書簡にはたびたび分争への警告がなされている。(後)パウロ書簡である『コロサイ書』および『テトスへの手紙1』などには、非正統的教義を信奉するものへの警告がなされている。伝承では『テトスへの手紙1』に登場するニコラオは、使徒行伝にある執事ニコラオと同一視され、彼が一派を起こして独立し、異端となったものだとする(黙示録2:15)。

異端反駁は、異教反駁と並び、初期の教会著述者の大きな主題のひとつであった。当時の異端派についての研究は、そのような著述家による引用に多くを負っている。キリスト教教義とその文書は、異端とされたそのような説への反駁によって形成され洗練されていったという側面ももっている。対立点は、救いの条件、洗礼の方式、キリスト理解、ユダヤ教との関係、個人の罪と赦し、聖霊についての理解、教会論など多岐にわたった。教会組織において、統制のためいくつかの説またその信奉者が「異端」とされ、異端とされた説を教会で教えることや、異端の者が教会の公的な礼拝に与ることが禁止された。異端者とその取り扱いについての規定は、最古の教会法文献である『ディダケー』(1世紀)にすでに記載されている。教会組織が成熟していくにつれ、異端の判断は教会高位聖職者が組織的決定として行うようになっていく。

はじめキリスト教が非公認の宗教であった時代には、これらの相反する教義間の対立はそれほど大きな社会的問題にはならなかった。しかし、キリスト教が公認され、信者が公に活動をはじめると、異なる教説を奉じる者の間の対立は大きく、教会人事に影響を及ぼすにとどまらず、教会外で騒乱を起こすまでになった。最初の公会議である第1回ニカイア公会議が皇帝の主宰で開催されたのは、アリウス派とアタナシウス派を中心としたこのような状況を打開するためであった。結果的に、アリウス派が「アナテマ」(呪い、異端の意)を宣告され、教会から追放されたが、事態が収拾されるまでには数十年を要した。
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その後も教会会議や公会議による異端説の追放が行われた。そのほとんどは現存していない。しかし一定の範囲で支持を得ている説が異端とされたときには、むしろ教会の分裂(シスマ)と呼ぶのがふさわしい状況が出来した。東方諸教会、正教会、カトリック、さらにはプロテスタントの区別は、こうした大きな集団の対立と、相互を異端として退けるなかから、生じてきたのである。

異端を理由とした死刑は、西方教会で行われるようになり、アルビ派およびワルド派が出る中世盛期には、異端裁判所を設けた組織的な異端摘発が行われるようになった。当時異端審問に深くかかわったドミニコ会はこのため canis domini (主の番犬)の二つ名を追うほどになった。近世のスペインではレコンキスタ運動と融合し、異端審問が激しく行われた。異端審問はまた、カトリックと対峙したプロテスタント地域でも激しく行われた。いっぽう東方教会では、一般に、異端者は教会から追放され結果として社会的制裁を受けるにとどまり、西方のような組織的な異端摘発がなされることはなかった。

2009年05月01日

凶作

凶作(きょうさく)は、栽培している農作物の収穫量が通常より極端に少ない状態のこと。反対の状況は豊作という。通常よりやや少ない状態は不作と呼ばれる。

凶作は農作物が

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長雨や日照不足・冷夏などにより成長に適する環境が続かなかった
河川の氾濫などの自然災害に襲われた
害虫・細菌・ウイルスの影響を受けた

などの原因で起こる。

凶作が広い範囲で起こると、その農作物は市場へあまり出回らなくなり、需要が供給を上回ることで価格が上昇する。近代以前においては農業分野における技術水準の低さから、数年に一度の頻度で発生していたとされており、人々の生活は食料不足と常に隣り合わせであった。主要農産物が極端な凶作に見舞われた場合、十分な蓄えがない、あるいはその農産物の代替財が存在しない場合は大規模な飢饉が起こった。近年日本においても、コメが極端な凶作となった1993年米騒動が社会的な問題となった。


2009年04月16日

新エングラー体系

新エングラー体系(しんエングラーたいけい)は、植物の分類体系のひとつである。

この分類は直感的に分かりやすいため、市販の植物図鑑等で今でもよく使われる。また、生物の教科書の分類もこれである。

学術的にも、近年の学術論文ではより新しい分類体系が使われることがあるが、タイプ標本を保存している国内外のハーバリウム(植物標本館、植物標本室)では過去の膨大な標本資産との整合性を維持させるため、新エングラー体系が分類体系として使われ続けている。

この体系の特徴は、被子植物において、おしべ1つめしべ1つといった、単純な構造の花を原始的な形態とみなし、そのような植物分類群から複雑な構造の花を持つ群へと進化したものと考えて、系統的に配列分類する。

新エングラー体系以降に作成されたより新しい分類体系に、クロンキスト体系、APG植物分類体系がある
分類体系 [編集]
新エングラー分類体系(目以上)を以下に示す。

(科以上の分類は、新エングラー体系詳細を参照)

裸子植物門 Gymnospermae [編集]

ソテツ綱 Cycadopsida [編集]
ソテツ目 Cycadales
イチョウ目 Ginkgoales

マツ綱 Coniferopsida [編集]
マツ目 Coniferae

イチイ綱 Taxopsida [編集]
イチイ目 Taxales

グネツム綱 Chlamydospermae [編集]
グネツム目 Gnetales

被子植物門 Angiospermae [編集]

双子葉植物綱 Dicotyledoneae [編集]

古生花被植物亜綱 Archichlamydeae [編集]
モクマオウ目 Casuarinales
クルミ目 Juglandales
バラノプス目 Balanopales
レイトネリア目 Leitneriales
ヤナギ目 Salicales
ブナ目 Fagales
イラクサ目 Urticales
ヤマモガシ目 Proteales
ビャクダン目 Santalales
ツチトリモチ目 Balanophorales
メドゥサンドラ目 Medusandrales
タデ目 Polygonales
アカザ目 Centrospermae
サボテン目 Cactales
モクレン目 Magnoliales
キンポウゲ目 Ranunculales
コショウ目 Piperales
ウマノスズクサ目 Aristolochiales
オトギリソウ目 Guttiferales
サラセニア目 Sarraceniales
ケシ目 Papaverales
バティス目 Batales
バラ目 Rosales
ヒドロスタキス目 Hydrostachyales
カワゴケソウ目 Podostemales
フウロソウ目 Geraniales
ミカン目 Rutales
ムクロジ目 Sapindales
ユリアニア目 Julianiales
ニシキギ目 Celastrales
クロウメモドキ目 Rhamnales
アオイ目 Malvales
ジンチョウゲ目 Thymelaeales
スミレ目 Violales
ウリ目 Cucurbitales
フトモモ目 Myrtiflorae
セリ目 Umbelliflorae

合弁花植物亜綱 Sympetalae [編集]
イワウメ目 Diapensiales
ツツジ目 Ericales
サクラソウ目 Primulales
イソマツ目 Plumbaginales
カキノキ目 Ebenales
モクセイ目 Oleales
リンドウ目 Gentianales
シソ目 Tubiflorae
オオバコ目 Plantaginales
マツムシソウ目 Dipsacales
キキョウ目 Campanulales

単子葉植物綱 Monocotyledoneae [編集]
イバラモ目 Helobiae
ホンゴウソウ目 Triuridales
ユリ目 Liliiflorae
イグサ目 Juncales
パイナップル目 Bromeliales
ツユクサ目 Commelinales
イネ目 Graminales
ヤシ目 Principes
パナマソウ目 Synanthae
サトイモ目 Spathiflorae
タコノキ目 Pandanales
カヤツリグサ目 Cyperales
ショウガ目 Scitamineae
ラン目 Microspermae

インパ バイオ せみよん センニ おいず ガポット ハムスター メシア キオス ラターシュ カム ヤール サニレレ ハブポート ダッグ ビリボ ヒロイン 草もち モーニング タイム ダイス ジントロン ラブラト パイナ 一番星 ローブプ ミング ブラッセリー ネットカー れっど サインペン トラウマ ルンバ ケナフ スローイン マネジ パプリカ タマスダレ クンシ ラッパー ソウル シャー グズベ プレゼン 元慶 インクリ オーバ バイア キャンデ レワィア

2009年04月01日

滑石(かっせき)

滑石(かっせき)は、珪酸塩鉱物の一種、あるいはこの鉱物を主成分とする岩石の名称。

滑石(かっせき、talc、タルク)は、水酸化マグネシウムとケイ酸塩からなる鉱物で、粘土鉱物の一種である。

組成式は Mg3Si4O10(OH)2 である。蛇紋石(Mg3Si2O5(OH)4)が熱水変質、あるいは苦灰石(CaMg(CO3)2)が接触変成してできる。
パッチ ジベタリ ダゴン ライト スタウト 天福 クロム サマリア リポータ 東海道 バック ストイシ メディシ バレンシ みずほ セラピー シビリテ チレン ノニオン いかほ フォルム なんごう ガロール スパン あの海 マフラ めむろ ナゲット マスカ ボール パート スノー ピーケ パーセル ドオド レインボー マガジン ギャグ チェアマン 海岸通り 千年の時 シャド 白うり ティクス バトラ コボル ユーカラ キンバリー デラウ しじゅう

2Mg3Si2O5(OH)4 + 3CO2 → Mg3Si4O10(OH)2 + 3MgCO3 + 3H2O
3CaMg(CO3)2 + 4SiO2 + H2O → Mg3Si4O10(OH)2 + 3CaCO3 + 3CO2
色は一般に白でろうそくの蝋や真珠のような光沢を持っているために、これを主成分とする岩石(後述)はろう石と呼ばれることもある。微細な薄片状の結晶が集合し、固まっている産状を呈することが多く、大きな単結晶状態で産出することはまれである。不純物により灰色や緑色をしたものもある。

滑石はモース硬度1の基準となる標準物質で、鉱物の中で最もやわらかいもののひとつである。爪で傷つけることもできる(爪の硬度は2.5度)。純粋なものは安定した硬度を示すが、不純物が含まれる場合は硬度が高くなる。

用途としては、粉末にして黒板用のチョーク、玩具、工事現場などでのマーキング用、ベビーパウダーなど化粧品類、医薬品や上質紙の混ぜ物などがある。ベビーパウダーをタルカムパウダーと呼ぶ事があるのは、滑石の英語名 talc に由来する。

低品質のものは、アスベストを含有することがあるので不用意に吸入したりすることのないよう注意が必要である。

利尿作用、消炎作用があるとされ、猪苓湯(ちょれいとう)、防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)などの漢方薬に配合される。

滑石(岩石) [編集]
滑石(かっせき)は、輝石、角閃石、カンラン石といったマグネシウムのケイ酸塩を主成分とする鉱物から成る岩石が熱水変成して生じる変成岩であり、前述の鉱物を主成分とし、他の鉱物と混ざった状態で産出することが多い。

2009年03月18日

那智滝(なちのたき)

那智滝(なちのたき)は、和歌山県東牟婁郡那智勝浦町の那智川にかかる滝。華厳滝、袋田の滝と共に日本三名瀑に数えられている。

那智滝(なちのたき)は、和歌山県東牟婁郡那智勝浦町の那智川にかかる滝。華厳滝、袋田の滝と共に日本三名瀑に数えられている。

那智原始林内には多くの滝があるが、このうち48の滝に番号と諸宗教(神道を中心に、儒教、仏教、道教、陰陽五行説など)にもとづく名が与えられていた。
あっさぶ スロン カーリー デブー ナックス デブリ タング バケツ スメア マンドリル シュテム アーム リッド ピエロ 南瓜 プラス シャンピ スタン ピッツァ いゆふぇく ライブラリー タジア ダンガ モック タイム クシン モッズ トリック ピンマイク 黒太陽 スナンサ ザニア パロール セージラ オーセン モービル ニシキギ ガスケット スラック ストック ジャガー リベンジ デカップ スペア キドニー ヤソウェ 上海慕情 イニシ きほく モラルレ

これらの滝では、青岸渡寺開祖と伝えられる裸形上人をはじめとする宗教者たちのほか、花山法皇も二の滝の断崖上に庵を設けて、千日瀧篭行をしたと伝えられている。しかし、明治期の神仏分離令・修験道廃止令によって、これらの行を支えた神仏習合的な信仰が失われるとともに、明治初期からは所在や名称も不明となっていた。

だが、1991年、わずかに残された古文書を手がかりに、地元の有志・新聞社・僧職などが四十八滝探査プロジェクトを行い、再発見に成功した。また、1992年からは青岸渡寺の手によって、那智四十八滝回峰行が再興されている。

2009年03月02日

ロックマンゼロシリーズ

ゼロ (ZERO) (声優:風間勇刀)
伝説のレプリロイド、本シリーズの主人公。十の光る武具の一つ、ゼットセイバーを持つ。伝説の英雄エックスとは誰よりも強い絆で結ばれた親友同士である。妖精戦争後、100年にわたって封印されていた。シエルによって目覚めた後はレジスタンスに協力することとなる。ロックマンXシリーズのゼロとは同一人物であるが、風貌がかなり異なる(体の色が赤・白主体から赤・黒主体になった、声優も異なる)。これはそれぞれのシリーズにおける視点の違いに起因するものであり、本来の外見などは全く変わらないというのが公式の見解である[2]。パッシィ(サイバーエルフ)によって強引に眠りから覚めたゼロはその記憶の殆どを失っており、Xシリーズでの出来事をあまり覚えていない。そのためか性格がXシリーズよりもクール(無口)になっている(Z1では最終ステージ以外ではほとんど喋らない)。レジスタンスと打ち解けてきたのか、Z3以降はシエルを慰めるなど、口数が多くなっている。ネオ・アルカディアとの闘いの最中、その記憶を断片的に蘇らせていく事となる。Z3にて自身の体に関する秘密を知るが、彼の心は揺るがなかった。Z4終盤にて、ラグナロクと融合したバイルとともに大気圏へ突入、消息を絶っている。 『破壊神』『英雄』など、劇中でのゼロに対する認識、呼称は様々。当人はそれに縛られることなく最後まで自分が信じる者のために戦い続けた。
シエル (Ciel) (声優:田中理恵)
ネオ・アルカディアの優秀な科学者を産出する計画に基づき、遺伝子操作によって産まれた人間の少女。Z1の時点での年齢14歳。かつてはネオ・アルカディアに所属していたが、現在は処分を免れたレプリロイド達と共に生活し、レジスタンス活動を行っている。聡明で、多くのレプリロイド達から慕われている。
彼女がレプリロイドを救おうとする理由は、自分がエックスの代行として製作したコピーエックスのせいで、多くの無実のレプリロイドが処分されることになった責任からでもある。レプリロイドやサイバーエルフの研究を主としているが、エネルギー不足を解消する為の新システム「システマ・シエル (System-a-Ciel)」を開発したり、若いながらもレジスタンスの司令官を務めるなど、その才能は多岐にわたる。レジスタンスとして活動してはいるが争いを好んでおらず、科学の力による平和的解決を望んでいる。その為、強行派である新司令官エルピスとはしばしば意見が対立していた。ゼロには愛情にも似た感情を抱いている節がある。
セルヴォ (Cerveau)
レジスタンス一の技術者。さまざまな武器を開発して、ゼロに与える。武器開発に明け暮れるあまり、1週間近くもエネルゲン水晶の補給を忘れてしまうほどの熱中ぶりである。シエルに対し父親にも似た感情を持っており、シエルを影ながら支える功労者でもある。
アルエット (Alouette) (声優:広橋涼 - CDドラマ)
サイバーエルフの世話をしている女の子のレプリロイド。アルエットという名前はシエルにつけてもらった。シエルを尊敬しており、シエルに作ってもらったぬいぐるみを常に抱いている。将来はサイバーエルフを研究するのが夢。
オリジナルエックス (Original X) (Z1 - 3)(声優:水島大宙 - CDドラマ)
100年前、ゼロと共に戦った伝説の英雄。十の光る武具の一つ、エックスバスターを持っていた。ネオ・アルカディアの指導者でもあったが、自らのボディをダークエルフ封印のために差し出し、現在はサイバーエルフとなっている。ゼロ同様、旧シリーズとは風貌がかなり異なっており、さらに口調も変わっている(一人称が「俺」から「僕」になっているなど)。度々ゼロ達の前に現れ、僅かながらのサポートや助言を与えていた。しかし、Z3のエンディングで力を使い果たし、人間とレプリロイドの未来をゼロに任せ、サイバー空間へと去っていった。
コルボー (Colbor) (Z1、Z4)
レジスタンスのメンバー。通称「コルボー・チーム」のリーダー。行動的だが、おっちょこちょいな点が目立つ。Z4では、ネオ・アルカディア壊滅後の人間の救出作戦の現場指揮を取っていた。
アンドリュー (Andre) (Z1 - 3)(声優:西川幾雄 - CDドラマ)
レジスタンスに同行している。元はパン職人だったらしく、その前は船乗りや教師もしていた。昔人間の女性と恋仲となり彼女だけ老いていく事に心を痛め、シエルに嘆願して老人型に改造してもらった。封印される以前のゼロを知っていた節がある。ちなみに、あることをすると若返る。

四天王
翠緑の斬撃 賢将ハルピュイア (Harpuia) (Z1 - 3)(声優:緒方恵美)
エックスのデータを基盤として誕生した、ネオ・アルカディア四天王 (The Big Four) のリーダー格。十の光る武具の一つ、ソニックブレード(二刀流)を持つ。誇り高い性格で、エックスを政治面で補佐していた。「烈空軍団」を率いる。気象操作能力を持ち、レヴィアタンとの連携で、人間が生活できる環境を拡大するのが主な任務。
エックス(オリジナル、コピー含め)を崇拝し、人間を守る事を絶対としているが、コピーエックスの統治しているネオ・アルカディアの在り方に少なからず疑問を持っている節もある。コピーエックスの死後はネオ・アルカディアの指揮代行を務めていたが、コピーエックスMk2復権後、度重なる失態を指摘され、レヴィアタンやファーブニル共々幹部の座を追われてしまった。その後、バイルによってネオ・アルカディアが掌握されてしまった事から、人間たちを守るためにネオ・アルカディアと離別している。それ以降の足取りに関しては作中で明言されなかったが、後にスタッフインタビュー等で彼らのその後が語られている。初めはゼロをあらかさまに敵視していたが、彼との戦いを通してレジスタンスの考えも理解示すようになり、Z3でオメガに重傷を負わされて助けられたりと、ゼロとは互いにライバル関係にある。レヴィアタン曰く「キザぼうや」。名前の由来は、ギリシャ神話に登場する妖鳥ハーピーの別名。
蒼海の海神 妖将レヴィアタン (Leviathan) (Z1 - 3)(声優:今井由香)
四天王の紅一点で、水中戦が得意。十の光る武具の一つ、フロストジャベリンを持つ。「冥海軍団」を指揮する。部下は熱血漢が多い。性格はクールで結構きつい。ゼロと対峙して以来、彼に愛憎の入り混じったような執着心を抱き、感情的な振舞いが見られるようになる。ハルピュイアとの連携で対流圏操作を行い、人間の生存圏を再生する事が主な任務。「地上はホコリっぽい」という理由で水中に居ることが多い。名前の由来は、旧約聖書に登場する海の怪物レヴィアタン。
紅蓮の豪腕 闘将ファーブニル (Fefnir) (Z1 - 3)(声優:中井和哉)
四天王の一人で、対レジスタンス焦土作戦を執行する「塵炎軍団」のトップ。十の光る武具の一つ、ソドム&ゴモラ(マルチプルランチャー)を持つ。前線で戦うことを好む。常に己の強さに見合う好敵手に飢えており、事ある毎にハルピュイアを挑発しているが、これはファーブニルがハルピュイアの力を認めている事の表れである。ゼロに敗北した後は彼との決着に固執するようになる。自ら前線に立って戦う事を好むせいか、他の軍団に比べて所属レプリロイドが極端に少ない。レヴィアタン曰く「戦闘バカ」。名前の由来は、北欧神話やゲルマン神話に登場するファフニールの別名。武器のソドム&ゴモラとは、旧約聖書に出てくる天からの火で滅ぼされたという都市の名前である。
漆黒の幻影 隠将ファントム (Phantom) (Z1、Z3)(声優:稲田徹)
四天王の一人で、「斬影軍団」の頭領。十の光る武具の一つ、闇十文字(手裏剣)を持つ。隠密行動に長けている。四天王の中では温厚・寡黙な性格であるが故に、周囲から甘く見られている。が、エックスに対し絶対的な忠誠を誓っており、その存在を脅かす者には一片の情けもない。ゼロとの闘いで敗北し自爆するが魂は消滅せず、現在はサイバー空間に身を潜め、死してなおエックスを守護する。その世界で、ゼロの秘密を全て知り、サイバー空間で再開した際勝負を挑むが、「英雄としての魂は本物」とゼロを認めて去っていった。Z2で復活予定があり、アームドフェノメノンのデザイン画はZ3のヘルバット・シルトに酷似している。名前の由来は、西欧で亡霊・幽霊という意味を持つファントム。

ネオ・アルカディア
コピーエックス (Copy X) (Z1、Z3)(声優:今井由香)
伝説の英雄・エックス(のDNAデータ)をシエルがコピーしたもので、ネオ・アルカディアの指導者。エックスのコピーとは名ばかりで、オリジナルと異なり、自身が英雄で正義であると断言する、人間至上主義で高慢な性格。自称「オリジナルエックスの完全なるコピー」、「英雄」。戦闘時にはアルティメットアーマーに似た白いアーマーを装着する他、「シャイニングトランスフォーム」を発動する事で更に強力な戦闘形態へ変形する。尚、この形態はゼロシリーズ最初にして唯一の属性を持つラストボスである(雷属性)。
Z1でゼロに敗れるも、Z3ではドクターバイルがコピーエックスを改造した「コピーエックスMk2」として復活する。その際、言語回路(又は頭脳回路)に欠陥が生じたのか、台詞に「ギギ」という機械音が混じっている。再びネオ・アルカディアの指導者として君臨するも、バイルを無条件に信頼しているような言動を繰り返し、また人間を危険に晒す様な作戦も厭わなくなっているなど、バイルに都合の良い傀儡と化していた。その後再びゼロと対峙するも敗北。最期はバイルに仕掛けられた、シャイニングトランスフォームを発動した際に作動する罠によって自爆する。
ダークエルフ (Darkelf) (Z2 - 3)
イレギュラー戦争を終結させるべく、一人の科学者がΣウィルスをもとに開発した、レプリロイドの能力を格段に向上させるサイバーエルフ。本来は“マザーエルフ”という名称であったが、バイルによって改造・利用されていた。Z2で封印を解かれてからは各地を彷徨い、レジスタンスやネオ・アルカディアがその行方を追っていた。その後ネオ・アルカディアに回収され、バイルに再び利用されかけるも、最後にはバイルの呪いが解け、マザーエルフへと戻る事ができた。そのまま何処かへと飛び去っていき、以降姿を見せる事は無かった。
モンブラ こまひ レイク モミジ プルライフ 月の海峡 しおじ コメン フォール ショートケー ティーホル メーカー オートメ わかた ビーフ イザヤ ロストル フリース エイグ ススキ ヒーロー チフス シーズ レード サルト マンパ サイトむい パクチー せりか ゲート ちこり メナム ション ストッキン オフス イソップ シュボド マップ ノンフ スツール ハイパー ドミノ タシケ コダチア プレス バウンス スーパー リコリス ハラム ウチク

ベビーエルフ (Babyelf) (Z2 - 3)
ダークエルフの量産型コピー。アルエットによって「クリエ」(創造“Creer”)「プリエ」(祈り“Prier”)と名づけられる。クリエはエルピスが所持していたもの、プリエはデュシスの森でゼロが回収したものである。Z2の時点では赤ん坊の様に「ミー」や「ママ」といった簡単な単語しか喋れなかったが、Z3では会話が可能なレベルにまで成長している。その名称通り両者とも子供っぽく無邪気な性格で、マザーエルフに会いたいが為に善悪の区別もつかないままバイルに協力。新たな体と力を与えられゼロに襲い掛かったが、アンダーアルカディアでの戦いで敗北、消滅した。
バイル (Vile) (Z3 - 4)(声優:大塚周夫)
ネオ・アルカディアの悪の科学者。マザーエルフをダークエルフに、ゼロオリジナルボディをオメガに改造した張本人。妖精戦争を惹起した罪で冷酷な処罰(半レプリロイド化)を受け、ネオ・アルカディアを追放された過去を持つ。死ぬ事も許されず、戦争によって荒廃した世界をさまよった経験から、人間もレプリロイドも全て憎悪の対象となっている。Z3にてコピーエックスを復活させ、ネオ・アルカディアに復帰。彼を利用する事でネオ・アルカディアの支配者へと上り詰め、謀略の限りを尽くす。最終的には地球の軌道上に浮かぶ巨大衛星攻撃砲台「ラグナロク」を使い、外界の自然を全て破壊する事で、人間やレプリロイドに自分と同じ「永遠の苦しみ」を与えようと企んだ。しかし、ゼロによって追い詰められ、最後はラグナロクそのものと融合するもゼロに倒された。この際に生じたラグナロクの破片が、ゼクスシリーズに登場するモデルVの基となった。英語版においては発音にあわせ「Weill」とドイツ語表記される。Xシリーズの登場キャラであるVAVAの名称が海外版では「Vile」となっている事から、名称の被りを回避する為の措置と思われる。

2009年02月12日

ゴッド・オブ・ウォー

プレイヤーは神の僕・クレイトスとなって様々な謎や怪物が潜む古代ギリシャの世界を冒険する。CSアタックと呼ばれる独自のシステムがあり、戦闘中に画面に表示されるアイコンの指示通りにボタンを押すと、怪物の喉に武器を突き立てたり、アクロバティックなスタントをこなすなどの激しいアクションが展開される。視点には固定カメラが採用され、プレイヤーは視点を自由に動かすことはできないものの、カメラは常にプレイヤーにとって最適な位置になるように自動で動くため、プレイヤーは視点を意識することなくゲームを遊べるようになっている。またプレイ中に逐次データを読み込んでいるためロード時間にゲームを遮られことが少ない。ミスをしてゲームオーバーになっても自動で記録される直前のチェックポイントからすぐにやり直しができるのも特徴である。
らんたい レタリング ゾンサワ ブルーフ リゲル ジューレ デリー きあおみ 千社札 マッタ ピーカン かつお菜 スリム ピアス ヤペテ チェンナイ 飛躍 マトリ ステップ オレゴン マーメイド スタート スピー しんとつ リュート ドラジェ ガッツ ベロッパー わくや トレイ ソリッド レイト ソーター シェーマ セオド ミント最適 カーンプル ミノロジー タイム たいわ スイッ ハンター スイート ランチコ スクープ シルヘット ヒュー ダート チャプレ ラッキ

アメリカでは記録的な売り上げを樹立し、en:Academy of Interactive Arts & Sciencesの2005年度のゲームオブザイヤーに選ばれるなど数多くの賞を受賞したが、日本での知名度は低い。しかしながら、ハードウェアの限界に挑んだ映像面や画面に収まりきらないほどの巨大な怪物が襲い掛かるボス戦、それまでの洋ゲーに対する定説を覆す小気味の良いゲーム性などがコアなゲーマーの間で評判となり、発売以後徐々に日本でも知られるようになった。

『鬼武者』や『デビルメイクライシリーズ』(いずれもカプコン)、『NINJA GAIDENシリーズ』(テクモ)などの日本のゲームとよく比べられ、本作のディレクターであるデイビッド・ジャッフェもICO(ソニー・コンピュータエンタテインメント)に強い影響を受けたことをインタビューなどの場で語っている[1]。ゲームの他に『インディ・ジョーンズ』からも影響を受けており[2]、ゲーム中に訪れるパンドラの神殿にそれを確認できる。

ストーリー
古代ギリシア時代、スパルタの戦士であるクレイトスは無敵の強さを誇っていた。しかし、ある蛮族との戦いにおいて完敗してしまう。そして、今まさにクレイトスの首が切り落とされようとしている時、彼は最後の手段に出た。それは、軍神アレスに魂を売り、神にも及ぶ強さを手に入れることであった。巨大な姿を現したアレスは、蛮族を一掃すると共に、クレイトスに神をも傷つけられる武器「ブレイズ・オブ・カオス」を与えた。

それ以降、彼はその最強の力を武器に残虐非道を尽くした。人々から恐れられたクレイトスであったが、唯一心許せるのが妻と子であった。だが、ある時、彼は平定しようと虐殺を行なっていた村に、偶然妻子が居合わせ、二人とも殺してしまったのだ。悲しみに暮れるクレイトスの前に、アレスが再び現れる。そして、「妻と子をこの村に連れてきたのは私だ。そして、更に強くなれ」と言った。アレスは、クレイトスを殺戮兵器にするため、唯一の拠り所となる彼の家族を、クレイトス自身に殺させたのである。そのことを知ったクレイトスは、彼の下を離れ、そして復讐を誓ったのだった。

ゲームシステム
敵の攻撃を受けるなどして定められた体力メーターがなくなったり、落とし穴などの特定の即死トラップにかかるとゲームオーバーになる。また随所に謎解き要素があり、それらを解いていくことでゲームを進められる。ゲームの進行の記録はマップに点在しているセーブポイントを使って行う。ゲーム中には多様なシステムが用意されているが、以下ではこのゲームにおける代表的なものを解説する。

通常攻撃
通常攻撃には弱攻撃と強攻撃、および投げ技が用意されており、弱/強攻撃は交互に入力したり、連続入力するなどして様々なコンボを繰り出すことができる。また、投げ技ボタンは相手が相応に弱っている時に入力すると、敵の状況によって「一撃殺傷」「捕らえて他の敵に投げつける」「大きなダメージを与える」「敵の肉体の一部を破壊」のいずれかの攻撃を行う。ただし、体力がほぼ完全状態の敵に大して投げを試みると逆に反撃される事もある。しかし投げ攻撃は、基本的に無敵時間の発生する半リアルタイムムービー状態になるものもあり、使いどころによっては通常攻撃で止めを刺すよりも有効となる場合もある。また、場合によっては下記のCSアタックがスタートする事もある。

CSアタック
正式名称はコンテキスト・センシティブ・アタック(Context-Sensitive Attack)である。コンテキストセンシティブとは文脈依存のことで、前後の関係から内容を判断するという意味で使われる。このゲームでは以下の一連の行動の流れのことを指している。敵に一定のダメージを与えると敵の頭上にコントローラのボタンのピクトグラムが示されたアイコンが表示される。その状態で敵に近寄って示されたボタンを押すと状況に応じた動作で敵を攻撃するリアルタイム・デモに移行する。デモ中も画面には次々とアイコンが表示され、アイコンの指示通りにボタンを押していくことでCSアタックを成功させることができる。成功すると大抵の敵に対してとどめを刺すことができ、ライフオーブやパワーオーブなどのボーナスを得られることもある。ボタンの入力が遅れたり、間違えたりすると失敗となり、敵に攻撃され、CSアタックは中断させられる。

デモの内容は、押し倒したミノタウロスにまたがりその喉に刃を突き立てたり、ゴルゴンの頭部を力ずくでもぎ取るなど、過激なものが多い。序盤ではクレイトスの二人の娼婦を相手にCSアタックの練習をすることもできる。

画面に表示されるボタンを押すだけのこのシステムはLDゲーム(媒体にレーザーディスクを用いたアーケードゲームで、今で言うDVDプレイヤーズゲームのようなもの)と揶揄されることもあるが、ゲームプレイを文脈として捉えようとする独創的な試みを見出すことができる。しかしゲーム性自体は突き詰めればタイミングに合わせてボタンを押すだけであり、そうした試みが実現されたものであるとは言いがたい。

レベルアップ
ゲームを進めていくとプレイヤーは魔法や新しい武器を使えるようになる。それらは敵や宝箱などから入手できるパワーオーブと呼ばれるリソースを用いてレベルアップすることができる。レベルアップには大量のパワーオーブを必要とするが、レベルアップすると武器や魔法は性能が向上し、新しい技を覚えていく。以下はレベルアップできる武器と魔法の概要である。

ブレイズ・オブ・カオス (Blades of Chaos)
主人公の通常装備で、主人公の運命を束縛する軍神アレスとの契約の証。両腕に巻きつけられた伸縮自在の鎖で二本の剣を操る鎖鎌とヨーヨーを合わせたような性質を持つ。レベルアップすると新しい技やRage of the Godsが使えるようになり、攻撃力も上昇する。
Rage of the Gods
ブレイズ・オブ・カオスがレベル2になるとRage of the Godsという特殊な能力が使えるようになる。使用すると一定時間ダメージモーションがなくなるなどのパワーアップをする。またレベル5になると使用中は魔法を使っても魔法メーターが減らなくなる。
ポセイドンの怒り (Poseidon's Rage)
クレイトスを中心とした円状の範囲を嵐と雷の力で攻撃する。レベルアップするとボタンを連打することで攻撃回数が増えるようになり、他に攻撃力や攻撃範囲などの性能も上がる。
メデューサの凝視 (Medusa's Gaze)
メデューサの頭のついた盾をかざし、その方向へ石化光線を放つ。石化光線は敵に一定時間当てることで敵を石化させられる。石化した敵は攻撃を当てることで破壊でき、パワーオーブのボーナスも得られる。また空中に浮かぶ敵を石化させると落下時の衝撃で無条件に破壊できる(これらはクレイトスが石化した場合も同じである)。レベルアップすると石化光線のバリエーションが増え、瞬時に石化させたり、周囲一帯を石化させられるようになる。
石化光線を受けた時にスローモーションになるエフェクトはマックスペインなどで使われているいわゆるバレットタイムと概念的には同じで、本作の隠れた見どころのひとつである。
ゼウスの雷 (Zeus's Fury)
ロックオンした対象に向けて高速の雷の矢を放つ。遠くの対象まで狙うことができ、レベルアップすると連射や溜め撃ちが可能になり、攻撃力や速射性能も向上する。
アルテミスの剣 (Blade of Artemis)
かつてタイタンを倒す時に使われたという魔法の剣。隙が大きいが、倒した敵の身体がばらばらになるほどの破壊力がある。レベルアップすると攻撃力が上昇する。
ハデスの軍団 (Army of Hades)
冥界から召喚した亡霊が画面内の敵を執拗に攻撃する。中型までの敵は攻撃を受けた際に地面に叩きつけられその間は行動不能になる。また召喚中もプレイヤーは自由に行動できる。レベルアップすると攻撃力が上昇する。

その他
同じ場所で何度もやり直しをするとコンティニュー画面で難度をEASYに下げるか尋ねられる。EASYになっても謎解きの内容は変わらないが戦闘の難度は下げられる。ただし、一度応じると変更は不可能で、たとえそれがクリア直前であってもそのデータはEASYとしてプレイしたことになる。

主要キャラクタ
クレイトス/声:玄田哲章
主人公。神々の命により、神をも殺す戦いに身を投じることとなる。ギリシャ神話の神クラトスがモデル。尚、クラトスはギリシア語で『力』を意味する。
元スパルタの戦士。かつてはその勇猛果敢さで、たちまち数千の兵士を率いる軍団長までのぼりつめた。しかし、蛮族との戦いのさなか、軍神アレスの加護を求めたことで、その人生は狂い始める。手にする得物は、そのときアレスより授けられた「ブレイズオブカオス」。冥府の奥底で鍛え上げられたこの剣は、アレスとクレイトスとの契約の証であり、手にした者に、狂気をもたらす。この力で、彼は残虐な闘争を繰り広げてゆくが、ある日、自らの妻子を斬殺。それ以来、彼の肌は妻と娘の、焼かれた死体の灰がまとわりつき、まるで死人のごとく青白いものとなった。そして、己の犯した罪業の深さに、苦悩し続けている。
アレス/声:谷昌樹
オリンポスの神である軍神。タイトルにもあるゴッドオブウォーとは彼の地位の事。凶暴な性格であるアレスは他の神々からも疎まれる存在であった。そして、ついに妹アテナの都市アテネに攻撃を開始した。
アテナ/声:魏涼子
彼女もまた戦いを司る神であるが、その他の分野にも精通している。アテネの守り神であるが、神々同士の戦いは禁じられているため、アレスと対抗することが出来ないでいた。そこで、クレイトスに魂の救済を引き換えにアレスを倒すよう要求する。
アルテミス/声:増田ゆき
ゼウス/声:小島敏彦
ポセイドン/声:楠見尚己
ハデス/声:宗矢樹頼
アフロディーテ/声:浅野るり
クロノス
かつて、オリュンポスの頂点に君臨していた、タイタン族最後の生き残りで、ゼウスやポセイドン、ハデスらの父。己の父、ウラノスを追放して得たその地位は、皮肉にも、己の息子たちによって奪い取られることとなった。その際、ゼウスによってパンドラの神殿を背中に括り付けられ、舞い散る砂塵が、自らの肉をすべてそぎ落とすまで、死の砂漠をさまよいつづけている。

エキストラ
タイトル画面のメニューから選べるエキストラには映画のDVDさながらの特典が用意されている。それらの多くは一定の条件をクリアすることでアンロックされ、選択が可能となる。その中でも以下のものは本作以降シリーズの定番要素となった。

"GOD OF WAR"開発の舞台裏
本作が完成するまでの開発現場に密着したドキュメンタリー。ゲームが製作される過程を開発の中心となった人物のコメントとともに当時の映像を交えながら振り返る。開発現場周辺の学校に通う学生をテストプレイヤーに選び詳細なプレイデータを得るなど、アメリカのゲーム開発の現況を窺うことができる。
Godモード
一度ゲームをクリアすると選べるようになる。本作における最高難度で、上級者限定と説明されるように主人公の能力や敵の強さがプレイヤーにとって著しく不利な設定となっている。続編ではGodの難度は一段階引き下げられ、その代わりストーリーにおいて重要な役割を果たす存在が最高難度として冠されるようになった。
Challenge of the Gods
本編のシステムを用いて作られた10の試練が一問一答式で用意されている。途中でセーブできず、本編のルールやシステムを熟知していないとクリアは難しい。すべてクリアすると追加コスチュームが選べるようになる。続編では進行の記録が保存できるようになるなどの改良がなされた。
追加コスチューム
Challenge of the GodsをクリアするとSPARTAN (HARD)以下の難度において通常とは異なるコスチュームに身を包んだクレイトスが使えるようになる。コスチュームには闘う料理人、ダイバー、エリートビジネスマン、酪農マン、アレスのアーマーがあり、それぞれに得意・不得意な性能が備わっている。

その他
北米版と日本版の違い
日本版では北米版で採用されていた暴力やセクシャル的な表現の多くが修正されている。その中にはゲームバランスやデザインに直接影響を与えるものもあり、CEROや日本版の発売を担当したカプコンの審査基準の妥当性に対する疑問がファンの間で高まった。以下は北米版と日本版の主な違いである。

一般市民の扱い
北米版では逃げ惑う一般市民を倒すことができる。一般市民を倒すと体力が回復するのだが、日本版では倒すことができなくなったために本来体力を回復できる場面でできなくなっている。またプログラム上では一般市民が攻撃対象として認識されるままになっているため、敵と一般市民が入り混じっている場面ではプレイヤーの意図しない方向へ攻撃が行われることがある。
暴力やセクシャルに関する描写
頭部が切り落とされるなどの身体の著しい欠損や女性の裸体などの性に関する直接的な描写は日本版ではカットされていたりテクスチャや衣装が書き換えられるなどして修正されている。
生贄を捧げると謎が解ける場面では、北米版では生贄が人間の奴隷だが日本版ではそれがモンスターになっている。プレイ上の支障はないものの、事前に見られるヒントが生贄が人間であることを示唆したままになっているため不自然になっている。

読込不具合
一部のプレイステーション2ではゲームが起動しなかったりゲーム中にフリーズするなどの読込不具合が報告されている。メーカーの公式発表がないため原因は特定されておらず(おそらく、片面2層のディスクを使ったためと思われる)、正常に動作するかどうかは本体の使用状況などから判断するしかない。

派生作品
本国では据え置きのゲーム機で展開されている本編以外にも携帯機などで外伝的な派生作品が製作されている。それらは本編とストーリー的に密接に絡んでいるが、今のところ日本語版の発売は予定されていない。

God of War: Betrayal
2007年6月20日に携帯電話ゲームとして発売された。本編のシステムを踏襲した横スクロール2Dアクションとなっている。ストーリーは本作とゴッド・オブ・ウォーIIの間の出来事で、何者かの陰謀によってヘラの可愛がっているアルゴスを殺してしまったクレイトスは、陰謀を企てた者がクレイトスとオリュンポスの神々を対立させようと目論んでいることを突き止める。しかし事件の余波が大きくなったことで、ゼウスはヘルメスの息子のケーリュクスを通じてクレイトスに犯人の追跡をやめるよう命じる[3]。

God of War: Chains of Olympus (ゴッド・オブ・ウォー 落日の悲愴曲)
2008年3月4日に発売されたプレイステーション・ポータブル用3Dアクションアドベンチャー。開発はReady at Dawn Studios。ストーリーはクレイトスが神々に仕えていた10年間の出来事を記録したもので、ゴッド・オブ・ウォーのプレストーリーにあたる。PSPの中でもトップクラスの美麗なグラフィックが特徴。

サウンドトラック
本作のサウンドトラックは日本では流通していない。北米でもゲームを購入した人に対してインターネットを通じてファイルをダウンロードできるようにするなどの音楽配信の形態のみの対応となっている。本作のサウンドトラックを手に入れるには北米の音楽配信サービスを利用するしかないのが現状である。

略称
本作の略称にはタイトルの単語の頭文字を取ったGOW、またはGoWがよく用いられる。しかし、2006年にXbox 360で発売されたGears of War(マイクロソフト)の略称もGoWであり、どちらも同じ洋ゲーであるためファンサイトなどで語られる時に混同しやすい。それを避けてGears of WarをGeoWと記すこともあるが徹底はされていない。ゴッド・オブ・ウォーはGOW、Gears of WarをGoWとする場合もある。

2009年01月26日

運河でゴンドラの行き交うヴェネチアの歓楽場

第4幕(ジュリエッタ)

第1場
運河でゴンドラの行き交うヴェネチアの歓楽場の豪華な館で、高級娼婦ジュリエッタとニクラウスが夢見る恋の歌を歌う(舟歌 (Baracarolle))。それに対して、ホフマンは欲望の歌い、屋敷の招待客たちと騒ぐ。そこにジュリエッタの情夫シュレミールがやってきていやみを言う。それをとりなす彼女は情夫よりむしろ連れのダペルトゥット船長の手に輝くダイヤに眼を奪われるが、場を収めて全員を賭博(カード)に誘う。

全員が移動する中、ニクラウスはホフマンに注意を促す。もし彼が悪魔に負け、愚かな愛に取り付かれたらすぐにここから連れ出すと。娼婦相手に本気になるはずがないとホフマンは一笑に付す。

ダペルトゥットはホフマンたちの挑戦を受けてたつべく、以前にシュレミールの影をジュリエッタに盗ませたように、手のダイヤを使って彼女にホフマンを誘惑させることを決心する(シャンソン 「まわれ、まわれ、雲雀を捕らえる鏡の罠よ!」)。そこにやってきたジュリエッタはダイヤに眼が眩み、ホフマンを誘惑して彼の影像を盗むことを約束する。

賭場ではホフマンたちをはじめ皆がカードをしているが、ホフマンは参加せずに考え込むジュリエッタに心を奪われる。愛を囁くホフマンをジュリエッタはつれなくさえぎるが、シュレミールが彼女の鍵を持っているので、それを奪って欲しいと頼む。

そこにゴンドラがやってきて時間が来たことを告げ、招待客の一部は去る。ホフマンはそこにとどまり、シュレミールに鍵を渡すように要求する。命がある限り渡さないというシュレミールとホフマンは決闘をする。剣のないホフマンに、すかさずダペルトゥットが自分の剣を差し出す。

第2場
ジュリエッタは決闘の前に閨房で、ホフマンの命が大切だから彼女より先に逃げてくれるように懇願する。ホフマンはそれを承服できないが、ジュリエッタが離れていても彼女はホフマンのものであるとかきくどくと、心を奪われ承服する。ジュリエッタは心の支えとして、ホフマンに何かを置いていってくれと頼む。何かと聞くホフマンに、彼女は彼のすべてが欲しい、そして影が欲しいと言う。ホフマンは驚くが、ジュリエッタの情熱に押し切られ陶酔のうちに影を差し出し、気を失う。

影を奪われたホフマンがダペルトゥットに笑われ呆然としているところに、彼の存在に気づかないジュリエッタが、自分の誘惑の成功に笑いながら従者のピティキナッチョから受け取ったワインを飲む。しかし、その瞬間苦悶に顔をゆがめて倒れ、ホフマンの腕の中で息を引き取る。ダペルトゥットとピティキナッチョの高笑いが響く。

第5幕(ステラ)
再びルーテルの酒場。3つの恋物語を語り終えたホフマンは、自棄に学生たちと酒をあおり騒ぐ。そこに公演が終わったプリマドンナ・ステラがやってくるが、正体もなく飲んだホフマンには、仮面を取った彼女がオランピアに、アントーニアに、そしてジュリエッタに見える。ニクラウスはステラが来るのが遅かったと笑い、リンドルフがステラの腕を取り、再び学生たちと騒ぎ出すホフマンを尻目に2人で退場する。残されたホフマンは、すべてを失った惨めさにそのまま死を望み倒れる。

暗転した舞台に、輝かしいミューズが現れ、ホフマンを詩人として蘇らせる。

曲目
(注)エーザー版をもとにしたマイケル・マンの校訂譜の録音に基づく。

第1幕
前奏曲 Prélude
[N°1 導入部 Introduction]
グル、グル、グル! おいらはビール! (酒の精の合唱) Glou, glou, glou! Je suis la biére! (Le chœur des esprits)
瓢箪から駒、と言いますけれども (ミューズ、酒の精の合唱) La vérité, dit-on, sortait d'un puits (La Muse, le chœur des esprits
さあ、みんな、店の支度だ! (ルーテル、リンドルフ、アンドレス) Allons! mes enfants (Luther, Lindorf, Andrès)
[N°2 リンドルフのクプレ Couplets de Lindorf]
ほう、《ホフマンさまへ》か! (リンドルフ) Voyons: "Pour Hoffmann"! (Lindorf)
[N°3,4A]
まだあと2時間はある! (リンドルフ、ルーテル、学生たち、ヘルマン、ナタナエル) Deux heures devant moi! (Lindorf, Luther, les étudiants, Hermann, Nathanaël)
[N°4B]
何とまあ、諸君、すばらしい歌姫だろう! (ナタナエル、学生たち、ヘルマン、リンドルフ、ルーテル) Vive Dieu! mes amis, la belle créature! (Nathanaël, les étudiants, Hermann, Lindorf, Luther)
[N°4C]
やあ、諸君! (ホフマン、ニクラウス、ナタナエル、学生たち、ヘルマン) Bojour, amis! (Hoffmann, Nicklausse, Nathanaël, les étudiants, Hermann)
[N°5 シャンソン(クラインザックの伝説) Chanson (la légende de Kleinzach)]
むかしアイゼナックの宮廷に…… (ホフマン、学生たち、ナタナエル) Il était une fois à la cour d'Eisenach (Hoffmann, les étudiants, Nathanaël)
[N°6 フィナーレ Finale]
うう! このビールはまずいや! (ホフマン、学生たち、ニクラウス、ナタナエル、リンドルフ) Peuh! cette biè re est détestable! (Hoffmann, les étudiants, Nicklausse, Nathanaël, Lindorf)
[二重唱 Duo]
で、また、どこから、この悪魔閣下は (ホフマン、リンドルフ、ニクラウス、学生たち) Et par où votre diablerie (Hoffmann, Lindorf, Nicklausse, les étudiants)
いいかい、僕は不幸におびやかされている (ホフマン、リンドルフ、ナタナエル、ヘルマン、学生たち、ニクラウス、ルーテル) Je vous dis, moi, qu'un malheur me menace! (Hoffmann, Lindorf, Nathanaël, Hermann, les étudiants, Nickausse, Luther)

第2幕(オランピア)
間奏曲 Entr'acte
そこにいなさい、可愛い娘や! (スパランツァーニ、ホフマン) Là, charmante! (Spalanzani, Hoffmann)
[N°7]
さあ! 勇気を出して自信を持とう! (ホフマン、ニクラウス) Allons! courage et confiance! (Hoffmann, Nicklausse)
七宝細工の眼をした人形 (ニクラウス、ホフマン) Une poupée aux yeus d'émail (Nicklausse, Hoffmann)
[N°8]
わしがコッペリウスだ (コッペリウス、ニクラウス、ホフマン) C'est moi, Coppélius (Coppélius, Nicklausse, Hoffmann)
[三重唱 Trio]
わしの名はコッペリウス (コッペリウス、ニクラウス、ホフマン) Je me nomme Coppélius (Coppélius, Nicklausse, Hoffmann)
失礼 (ホフマン、コッペリウス、ニクラウス) Serviteur! (Hoffmann, Coppélius, Nicklausse)
用意はできた! (スパランツァーニ、コッペリウス) Tout est prêt! (Spalanzani, Coppélius)
[N°9]
ほんと、これ以上豪華な夜会に (招待客たち、スパランツァーニ、ニクラウス、ホフマン、コシュニーユ、オランピア) Non, aucun hôte vraiment (Les invités, Spalanzani, Nicklausse, Hoffmann, Cochenille, Olympia)
[オランピアのクプレ Couplets d'Olympia]
生垣には、小鳥たち (オランピア、招待客たち) Les oiseaux dans la charmille (Olympia, Les invités)
ねえきみ、何てすてきな節回し! (ホフマン、ニクラウス、スパランツァーニ、招待客たち、オランピア、コシュニーユ) Ah! mon ami, quel accent! (Hoffmann, Nicklausse, Spalanzani, Les invités, Olympia, Cochenille)
[N°10 シェーナとロマンス Scène et Romance]
みんな行ってしまった (ホフマン、オランピア) Ils se sont éloignés, enfin! (Hoffmann, Olympia)
[N°11]
逃げるの? (ホフマン、ニクラウス、コッペリウス) Tu me fuis? (Hoffmann, Nicklausse, Coppélius)
[N°12 フィナーレ Finale]
さあ、ダンスの位置について! (スパランツァーニ、コシュニーユ、ホフマン、オランピア、招待客たち、ニクラウス、コッペリウス) Voici les valseurs! (Spalanzani, Cochenille, Hoffmann, Olympia, Les invités, Nicklausse, Coppélius)

第3幕(アントーニア)
間奏曲 Entr'acte
[N°13 ロマンス Romance]
逃げてしまったの、雉鳥は (アントーニア) Elle a fui la tourterelle (Antonia)
いけないね、娘や…… (クレスペル、アントーニア、フランツ) Malheureuse enfant! (Crespel, Antonia, Frantz)
[N°14 クプレ Couplets]
朝から晩まで汗水たらし (フランツ) Jour et nuit (Frantz)
フランツだ。やっぱりここだ (ホフマン、フランツ、ニクラウス) Voilà ce brave Frantz (Hoffmann, Frantz, Nicklausse)
[N°15 ロマンス Romance]
見たまえ、わななく弓の下で (ニクラウス) Vois sous l'archet frémissant (Nicklausse)
[シェーナ Scène N°16 二重唱 Duo]
ああ、君はなんでも疑うんだな! (ホフマン、ニクラウス、アントーニア) Ah! tu doutes de tout! (Hoffmann, Nicklausse, Antonia)
でもね、可愛いフィアンセさん (ホフマン、アントーニア) Pourtant, ô ma fiancée (Hoffmann, Antonia)
愛の歌が (アントーニア、ホフマン) C'est une chanson d'amour (Antonia, Hoffmann)
どうした? ……苦しいの? (ホフマン、アントーニア、クレスペル、フランツ) Qu'as-tu donc? ...Tu souffres? (Hoffmann, Antonia, Crespel, Frantz)
[N°17 三重唱 Trio]
危険を払いのけるには (ミラクル、ホフマン、クレスペル、アントーニア) Pour conjurer le danger (Miracle, Hoffmann, Crespel, Antonia)
[N°16bis メロドラマ Mélodrame]
もう歌えないのか! (ホフマン、アントーニア) Ne plus chater! (Hoffmann,Antonia)
[N°17A]
わっしょい ダード オフコ 検索村祭 コーヒー ビザウェー マンボン カイモ ハイス レザーク スパイ ナイジェ ループ ファンベト 私が主役 デイラ ストライカー キシング クアハ ワンシ ハイソ メタフ ツーロン ワイキキ デリカシー メモリ セッショ メタノール マイカ タチバナ ストレート リポート ジャンダ トメーシ オブシデ メダル サージ グリース シーモス ロビイング ドライブ ルレット シェンド ツイード スーサ クロス わっさむ レーキ ニーム トーチャー

もう歌わないだと? (ミラクル、アントーニア) Tu ne chanteras plus? (Miracle, Antonia)
[N°17A 三重唱 Trio]
お母様だと? よくも頼めるね、母さんに? (ミラクル、アントーニアの母の声、アントーニア) Ta mère? Oses-tu l'invoquer? (Miracle, la voix de la mère d'Antonia, Antonia)
[N°17b フィナーレ Finale]
どうした! 娘や! (クレスペル、アントーニア、ホフマン、ニクラウス、ミラクル) Mon enfant! Ma fille! (Crespel, Antonia, Hoffmann, Nicklausse, Miracle)

第4幕(ジュリエッタ)

第1場
[N°18 (舟歌) (Baracarolle)]
間奏曲 Entr'acte
諸君、お静かに (ホフマン) Messieurs, silence! (Hoffmann)
[(舟歌) (Baracarolle)]
美しい夜、おお、恋の夜よ (ホフマン、ニクラウス、ジュリエッタ、ゴンドラの船頭たちの合唱) Belle nuit, ô nuit d'amour (Hoffmann, Nicklausse, Giulietta, chœur des gondoliers)
[N°18B レチタティーヴォと酒盛りの歌 Récit et Couplets bachiques]
僕には、そんなものは、ちっとも面白くないね! (ホフマン、招待客たち) Et moi, ce n'est pas là ce qui m'enchante (Hoffmann, les invités)
[情景 Scéne, 情景の音楽 Musique de Scéne と N°18bis 退場場面 Sortie]
これはこれは、賑やかなことだね、マダム! (シュレミール、ジュリエッタ、ダペルトゥット、ニクラウス、ホフマン) A merveille, madame! (Schlemil, Guilietta, Dapertutto, Nicklausse, Hoffmann)
[N°19 シャンソン Chanson]

まわれ、まわれ、雲雀を捕らえる鏡の罠よ! (ダペルトゥット) Tourne, tourne, miroir (Dapertutto)
魅力的だね (ダペルトゥット、ジュリエッタ、シュレミール) Charmante! (Dapertutto, Guilietta, Schlemil)
[N°20]

ジュリエッタ、どうしたの (招待客たち、ホフマン、シュレミール、ダペルトゥット、ピティキナッチョ、ジュリエッタ) Giulietta, palsembleu! (Les invités, Hoffmann, Schlemil, Dapertutto, Pitichinaccio, Guilietta)
愛の神が彼女に言った、綺麗な人よ (ジュリエッタ、ホフマン、シュレミール、ピティキナッチョ) L'amour lui dit: la belle (Giulietta, Hoffmann, Schlemil, Pitichinaccio)
君、引き継いでくれ! (ホフマン、ニクラウス、シュレミール、ピティキナッチョ、ダペルトゥット、ジュリエッタ) Tiens, mes cartes! (Hoffmann, Nicklausse, Schlemil, Pitichinaccio, Dapertutto, Giulietta)
馬鹿な! (シュレミール、ダペルトゥット、ピティキナッチョ) Morbleu! (Schlemil, Dapertutto, Pitichinaccio)
[N°21]

彼は私の鍵を持っているの (ジュリエッタ、ゴンドラの船頭たちの合唱、ニクラウス、ホフマン、シュレミール、ダペルトゥット) Il a ma clé (Giulietta, chœur des gondoliers, Nicklausse, Hoffmann, Schlemil, Dapertutto)

第2場
[N°22 二重唱 Duo]

お友達の言うのは本当だわ (ジュリエッタ、ホフマン) Ton ami dit vrai (Giulietta, Hoffmann)
[ロマンス Romance]

おお、神よ、何という陶酔でしょう (ホフマン) Ô Dieu, de quelle ivresse (Hoffmann)
でも、それまでの間 (ジュリエッタ、ホフマン) Jusque là, cependant (Giulietta, Hoffmann)
[情景 Scéne, メロドラマ Mélodrame, 情景の音楽 Musique de scéne と N°22bis]
結局こうなったのね (ジュリエッタ、ダペルトゥット、ホフマン) Le Voilà, donc (Giulietta, Dapertutto, Hoffmann)

第5幕(ステラ)
[N°23]

恋心よ! (学生たち) Folie! (Les étudiants)
[N°24,N°25A (メロドラマ) (Mélodrame)]

これが、諸君 (ホフマン、ナタナエル、ヘルマン、ヴィルヘルム、ニクラウス、酒の精の合唱、学生たち、アンドレス、ステラ、リンドルフ) Voilá, mes amis (Hoffmann, Nathanaël, Hermann, Wilhelm, Nicklausse, le chœur des esprits, les étudiants, Andrès, Stella, Lindorf)
[N°25B]

いとしいフリネは二つの心 (ホフマン、学生たち) Pour le cœur de Phryné (Hoffmann, les étudiants)
[N°26 フィナーレ Finale - 大団円 Apothéose]

さがってくれ、みんな! (ホフマン、ミューズ、学生たち、一同) Arrière, tous (Hoffmann, La Muse, les étudiants, tons)

2009年01月18日

フランス7月革命

フランス7月革命(フランスしちがつかくめい)は、1830年7月にフランスで起こった革命である。これにより1815年の王政復古で復活したブルボン朝は再び消滅した。ウィーン体制により構築された正統主義は部分的に崩壊し、ブルジョワジーの推すルイ・フィリップが王位に就いた。ここにフランスにおけるブルジョワジーによる市民革命は一定の成果を持って終結した。また、その影響はヨーロッパ各地に波及した。

1815年の王政復古により王位に就いたルイ18世は、フランス革命による成果を全く無視して、時代錯誤も甚だしい反動的な政治を行った。この復古王政による政権は、アンシャン・レジームよろしく、貴族や聖職者を優遇する政策をとり、市民たるブルジョワジーの不満は当然高まることになった。フランスはあたかも革命以前の状態に逆行してしまったようであり、ルイの後を継いだ弟シャルル10世も、兄王の政策を受け継いだため、さらに不満が高まっていった。

シャルルは国内の不満を逸らす目的で、1830年7月にアルジェリア侵略を始めた(これが1960年代まで続くフランス・アルジェリア植民地の端緒となる)。それでも国内の不満は治まらず、ついには自由主義者が大きな勢力を持つに至った議会を強制的に解散させ、次の選挙における大幅な選挙権の縮小を命ずる勅令を発したが(七月勅令)、これは火に油を注ぐ結果となった。

7月27日、民衆は三色旗を翻してパリの街頭にバリケードを築き始めた。鎮圧軍に戦意はなく、7月31日、パリ市庁舎のバルコニーにオルレアン公ルイ・フィリップがラファイエット将軍とともに姿を現し、民衆の歓呼の声に迎えられた。8月2日、ギロチンを怖れる国王シャルルはランブイエ城からオーストリアに亡命した。後継政府には共和派の反対を押して、「国民王」ルイ・フィリップが立った。ここにフランスは立憲君主制に移行した(7月王政)。

ルイ・フィリップは別名「株屋の王」であり「ブルジョワの王」であったため、市民たるブルジョワジーの不満は急速に解消されていった。王は内閣制をとり一定の成果を収めることに成功した。ブルジョワジーをさして「市民」革命という形態での革命はこれで終わり、以降の革命は労働者や農民がその不満を爆発させるように様変わりした。

各国への影響
フランス7月革命の報はヨーロッパ各国に伝播し、革命運動に影響を与えた。

ウィーン会議の結果オランダに併合されていたベルギーでは、オランダの支配に対してブリュッセルで暴動が発生した。結果としてイギリスをはじめとする列強諸国はベルギーの独立を認め、翌1831年にドイツの小領邦君主の一族であるザクセン=コーブルク=ゴータ家の出身で、イギリス王室ともロシアともつながりのあるレオポルド1世を国王を迎えて、ベルギー王国として独立を果たした(ベルギー独立革命)。なお、オランダが最終的に独立を承認し、領土問題が解決したのは1839年であった。

ポーランドは、当時ポーランド立憲王国という一種の立憲君主国であったが、事実上ロシアの傀儡であり属国であった。7月革命を受けて、ロシア帝国による支配に対しての不満という形で、民族主義者や自由主義者がワルシャワで革命を起こした(十一月蜂起)。この革命はロシア軍によって鎮圧され、以降ポーランドの民族運動は逼塞した。

イタリアでは、カルボナリがナポリ・ピエモンテでの革命以来の復活を果たした。しかしこのカルボナリの蜂起はオーストリア軍によってすぐに鎮圧されてしまった。しかしカルボナリの理念は、自由主義者として即位したサルデーニャ王カルロ・アルベルトによって引き継がれ、後にリソルジメントとして実現する。
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ウィーン体制は全面的な崩壊こそ免れたものの、部分的には大きく揺らぐことになった。なおウィーン体制が全面的に崩壊するのは1848年革命の時であった。

芸術作品への影響
ウジェーヌ・ドラクロワは、フランス7月革命におけるパリ市街戦を題材として『民衆を導く自由の女神』を表した。これは7月革命をテーマとして書かれた絵画の中では最も有名な作品である。なお、この絵画の中に描かれているピストルを持った少年は、ビクトル・ユーゴー著『レ・ミゼラブル』の登場人物の一人、ガヴローシュのモデルとなったとされている。

フレデリック・ショパンは、故郷ポーランドの革命がロシア軍に圧殺させられたと聞くと、大変悲しみ、また憤り、この革命をテーマとして『革命のエチュード』(「12の練習曲」Op10の第12番ハ短調)を作曲した。

ハンス・クリスチャン・アンデルセンは、短編小説集『絵のない絵本』第五夜の月のくれたお話として、フランス7月革命で勇敢に戦い宮殿の玉座の間で命を落とした無名の少年とその母親の物語を描いている。